ライオスペルウィッチのお話①(飢餓の輝き)
お久しぶりです、ソラです。
今回はソロモンとクラークの追加により強化され、来期スタン落ちの影響をほとんど受けないと評価されているウィッチについてです。
細かい動きやカードの説明については様々な方がブログを上げているため、僕のブログでは現在全く採用を見ない飢餓の輝きの強さ、ソロモンの指輪の扱いについて書こうと思います。今回は飢餓の輝き編です。北海道予選の調整段階でいつも手伝って貰ってるブルーから教えてもらい、かなり使用感が良かったので文章にしました。
使用リストはこんな感じ。一応ランクマ50戦で勝率70%でした。
飢餓入りのライオスペルウィッチで50戦やったら35-15で勝率70%でした
— ソラ/EvK (@srkvta_sv) 2019年6月11日
ランクマなのでどこまで信頼できるかは諸説ですが、参考までに
飢餓は強かったです pic.twitter.com/gJLqaKYfCM
飢餓の輝き(以下輝きとします)についてですが、このカードの強さを話すために現在のライオスペルウィッチの特徴をまず整理します。
①ライオ後のデッキバリューが非常に高い。そのライオを素引き以外に指輪のサーチによって手札に加えられるようになったため、全体としてデッキの平均値が上がった(安定して着地できるかはまた別の話だが、少なくともプレイできる回数は多くなったはず)。
②クラークの追加によって、ライオのバリュー以外にバーンによる勝ち筋が強化された。フォロワーの攻撃、ソニックフォー、マジミサ、真理、宣告の攻撃力を生かした戦いができる。また指輪による0クラークで宣告×2等の1tの大ダメージも望めるようになった。
③フォロワーの採用枚数がこれまでのウィッチと比べると多め。進化ボーナスのあるフォロワーも存在し、進化によって除去を手に入れられる。これによりある程度盤面の取り合いもできる。
④依然として事故要素は多い。相変わらず引きの良し悪しに左右されやすく(他デッキと比較して)、プレイもコツを掴むと楽だがそれでも難易度は高いため扱いにくさは否定できない。ウィッチ特有のアグロプランや横並べへの耐性の低さは完全には解消されておらず、更に今期は秘術バーンウィッチにも相性が悪い。
今回焦点を当てるのは②の方です。デッキ全体の打点力が上昇したため、ライオの有無に関わらずバーンによる勝ち筋を常に狙えるようになりました。この勝ち筋をより通しやすくし、またケアされにくいダメージソース兼4点除去として輝きを採用しています。
このような状況からでもリーサルを狙えるという例です。
主に真実の狂信者に打って7点ないし9点のダメージを手札から出すというのが運用法ですが、狂信者はスペルブースト(以下スペブ)によってコストを下げて使用することができ、3コストというくっつきの悪いカードであっても無理なく打てるようになります。ライオ後は指輪やドローによって0コストの狂信者を手札に加えることができます。つまり3コスト1スペブ7点バーンに化けるわけですね。狂信者以外のフォロワーにも打てますが、9割は狂信者に打つイメージです。また4点除去である点も今期は十分評価点になります。今期のウィッチはフォロワーを多く採用しているため、相手フォロワーのヘルスを削りやすく、ウィンドブラストほどの除去力が無くとも多くのフォロワーを処理できます。3コストスペルかつコンボカードではありますが、不利な状況から逆転できるカードでもあると考えているので、総合的に見ると輝きは便利なカードであり、上に挙げたライオスペルウィッチの特徴の①と②を伸ばし、④の改善にもなり得るという評価になりました。
バーンダメージを意識するのであれば秘術型の方が良いという考えもあるとは思いますが、秘術型とライオスペル型を比較すると、秘術型は打点のランダム要素が多いこと、平均スペブ回数が減少するためデッキパワーという観点ではライオスペル型に劣るということを踏まえ、今回はデッキパワーが高くより多くのデッキを見れるライオスペル型での採用を検討する方向にしました。
今回の文章は飢餓の輝きについて書きました。ランクマではありますがそれなりの勝率も出たので、良いなと思って頂いた方は1度試してみて下さい。環境末期ではありますが、逆に捉えて今期得た知識や来期使えそうなカードの確認、新たなカードの発掘に時間を割くのも悪くないと思います。
ここまで読んで頂いた方々に多大な感謝を。もし質問等あればいつでもTwitterのDM等で聞いて下さい。次回はソロモンの指輪の扱いについて書こうと考えています。宜しければどうぞ。ではまた。
シャドバ3周年おめでとう(*´ω`*)