VEC初期の自然ネクロについて

お久しぶりです、ソラです。

皆さんRAGE VECお疲れ様でした、出場した方もそうでない方も忙しい期間だったと思います。ファイナリストになられた8名の方々は本当におめでとうございます。今回はEvKからかきくさんが見事に勝ち上がり、更に他のメンツも濃いので今からグランドファイナルが非常に楽しみです。
 
さて、今回は自然ネクロについてです。僕はRAGEには出なかったのですが、出ると仮定した場合に持ち込みを決めていたデッキなので調整期間から時間を割いて触っていました。そしてRAGEが終わり、今までに感じた事をこれからのために残そうと思いブログにしました。
 
💀目次💀
1. 自然ネクロとは
2. 構築
3. マリガン
4. プレイ
5. 各対面との相性
6. 最後に
 
 
1. 自然ネクロとは

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まず自然ネクロとはどういうデッキなのかという話ですが、端的に言えば序盤から中盤に盤面を取り、終盤で空中戦を仕掛けてリーサルを取るミッドレンジ〜コントロール域のコンボデッキだと思います。セレス、ルベルといった強力なカードで盤面を掌握、最後はトートのバーン効果、カムラ+アイシャの疾走コンボで決めるのが理想の流れですね。毎試合長い戦いをするので、ハンドと相談しながらどのカードを切るのか、あるいは温存するのかといった検討は毎ターン必要になると思います(どのデッキでもそうだとは思いますが)。
 

2. 構築

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僕が現在使用している構築になります。構築に関してはこれが結論という訳ではなくこの後の話を進めるために必要なので載せただけです。

少しだけ説明をすると、

・ソードエンジェル・エフェメラ

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RAGEでsurpassさんが採用していたのとその採用理由を見て感動したので同じく採用しました。理由としては2コス3点除去がもう少し欲しい、2コスを増やすことでセレスやルベルをキープしやすくする、2/3/1というスタッツがリノに対して偉い、セレスやコックをより使いやすくするといった点が挙げられます。

・シヴァ

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ALTの異界のように最初ネタ扱いされてたけど後から評価が変わったカードだと思います(僕だけ?)。前述の通り自然ネクロは基本的にロングゲームを戦うのでその分シヴァのバリューを高く扱えます。この枠をエンネアと悩んでいますが、カムラ、リヴァイブマナのリアニメイトでマンマルが出る点が気になるので今のところシヴァを優先しています。

・母なる君…もといママ

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自然ビショへの勝率に大きく寄与していると感じたためです。自然ビショ対面は飢餓を付けた8点以上の疾走が走ってくるのが重いですが、アニエスやムニャールには守護がついておらず、ほとんどの場合でその飢餓付きフォロワー+他のフォロワーの2面を処理できるのが強いと感じています。ミラーでも成長したコープスドッグやルベルを処理できるため複数欲しい時は存在します。シヴァを採用する関係で2枚にしています。

 


3. マリガン

先後共通→セレス、ルベル、シヴァ

先攻  →コック

後攻  →トート、休息以外の2コス

基本的にこうなります。自然ビショ対面ではビショが先攻の場合黄金都市を出してくる可能性があるため憑依は返して良いかなと思います。エルフ対面もリノなら返して良いですが自然の場合もあるため僕は持つようにしています。

 


4. プレイ

基本的な道筋としては上で書いたように序盤〜中盤は2/2/2フォロワーを中心に盤面を取り、セレスの誓い、ルベルの効果によりコストを踏み倒しながら一気に展開し、終盤でトート起動、カムラ+アイシャもしくはリヴァイブマナからのリアニメイトアイシャによる空中戦を仕掛け勝ちを目指します。

重要なのはやはりルベルを切るタイミングだと思います。本当に今ルベルが必要なのか、他の札は切らなくて良いのか、この先の相手の動きはどう予想できるか、という点をしっかり検討した上でプレイすることを心がけましょう。ルベルの役割は盤面処理、盤面を展開する、リソースの回復、トートのカウントを進める、トートの効果で顔面に2点を飛ばす等々多岐に渡ります。ランダム要素も絡んでくるので僕はルベルをプレイするかどうか慎重に検討するようにしているのですが、巷では積極的に切る派もいるらしくまだまだ考える必要がありそうです。

他にトートのバーンは2ダメージであるという点も重要だと考えています。今回の構築はセレス、コック採用型であるためケルベロスやヘリオを採用している型よりもトートによるバーンへの依存度が高まっています。そのため相手のライフを偶数にしておくと計算がしやすいかなと思います。カムラが3点疾走であったりジャスティスマナによる回復が5点であったりするので常に意識する必要は無いかもしれませんが、大体の環境デッキに入る荒野の休息は2点回復、アイシャは4点疾走、シヴァは4点バーンなので頭に入れておいて損は無いです。

また細かい点で言えば

〇セレスをプレイする前にコックを置く。

→誓いのバリューが少し上がる

〇リヴァイブマナのコストを誓いで下げた後プレイすると1pp回復する。

→0コストでナテラを置ける

〇5tセレス、6t誓い、7tルベル+コープスドッグによる一斉展開を目指す。

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→返せるのは同じくルベル+コープスドッグの展開くらい(このターンでトート発動してます)

という点も挙がると思います。

 


5. 各対面との相性

触った感想としては、

・自然エルフ  微有利 →先攻側が基本的に有利。エルフ側はルベルが非常に重く、手札からの打点が愛の奇跡、オムニスのみなのが大きい。
・リノエルフ  不利  →リノのキルターンの方が早い。ネクロ側は事故を祈るかアイシャを4tに切ってカムラ進化を狙う。
・自然ロイヤル 微有利 →この対面も先後が大きく関わるが、ロイヤル側に多面処理が足りていないので先に展開してしまうと楽。
・自然ウィッチ 有利  →ライリーがおよそ8.9tに走ってくるが、それまでにネクロが展開してゲームを掌握していることがほとんど。
・自然ドラ   不利  →非常にきつい。アクセラジェネシスが重くネクロが展開する頃にはドラが10ppで政宗を打たれてしまう。
・ミラー    先攻有利→先攻お祈り。ルベルの枚数が大きく関わってくる。
・自然ヴァンプ 有利  →ヴァンプもロングゲームを仕掛けてくるが、細かい打点を刻んでアザゼル咎めて勝つことがほとんど。ゼウスお前だけは許せん。
・自然ビショ  微不利 →先後も関わるとは思うが、それ以上にハンドのバリューが関係している。ルベルとママをいかに強く使えるか。

 以上のようになると感じています。しかし今回のRAGEでセレス型が一気に出てきたように、まだまだ構築、プレイ共に改良の余地があるデッキです。採用できそうなカードの種類が多いので環境の変化に合わせて柔軟に対応していく必要がありそうです。


 

6. 最後に

今回も長くなってしまいましたが、ここまで読んでくださり本当にありがとうございました。何か少しでも皆さんのためになれば幸いです。結構好きなデッキなのでこれからも詰めていこうと思います。環境は始まったばかりですし、RAGEが終わったからと言ってさぼっていても良くないですしね。という訳で今回はこの辺で。ではまた。

 

大事なのは内容の正確さと読みやすさですよね、反省…

 

ライオスペルウィッチのお話①(飢餓の輝き)

お久しぶりです、ソラです。

今回はソロモンとクラークの追加により強化され、来期スタン落ちの影響をほとんど受けないと評価されているウィッチについてです。

細かい動きやカードの説明については様々な方がブログを上げているため、僕のブログでは現在全く採用を見ない飢餓の輝きの強さ、ソロモンの指輪の扱いについて書こうと思います。今回は飢餓の輝き編です。北海道予選の調整段階でいつも手伝って貰ってるブルーから教えてもらい、かなり使用感が良かったので文章にしました。


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使用リストはこんな感じ。一応ランクマ50戦で勝率70%でした。


飢餓の輝き(以下輝きとします)についてですが、このカードの強さを話すために現在のライオスペルウィッチの特徴をまず整理します。

①ライオ後のデッキバリューが非常に高い。そのライオを素引き以外に指輪のサーチによって手札に加えられるようになったため、全体としてデッキの平均値が上がった(安定して着地できるかはまた別の話だが、少なくともプレイできる回数は多くなったはず)。

②クラークの追加によって、ライオのバリュー以外にバーンによる勝ち筋が強化された。フォロワーの攻撃、ソニックフォー、マジミサ、真理、宣告の攻撃力を生かした戦いができる。また指輪による0クラークで宣告×2等の1tの大ダメージも望めるようになった。

③フォロワーの採用枚数がこれまでのウィッチと比べると多め。進化ボーナスのあるフォロワーも存在し、進化によって除去を手に入れられる。これによりある程度盤面の取り合いもできる。

④依然として事故要素は多い。相変わらず引きの良し悪しに左右されやすく(他デッキと比較して)、プレイもコツを掴むと楽だがそれでも難易度は高いため扱いにくさは否定できない。ウィッチ特有のアグロプランや横並べへの耐性の低さは完全には解消されておらず、更に今期は秘術バーンウィッチにも相性が悪い。


今回焦点を当てるのは②の方です。デッキ全体の打点力が上昇したため、ライオの有無に関わらずバーンによる勝ち筋を常に狙えるようになりました。この勝ち筋をより通しやすくし、またケアされにくいダメージソース兼4点除去として輝きを採用しています。

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このような状況からでもリーサルを狙えるという例です。


主に真実の狂信者に打って7点ないし9点のダメージを手札から出すというのが運用法ですが、狂信者はスペルブースト(以下スペブ)によってコストを下げて使用することができ、3コストというくっつきの悪いカードであっても無理なく打てるようになります。ライオ後は指輪やドローによって0コストの狂信者を手札に加えることができます。つまり3コスト1スペブ7点バーンに化けるわけですね。狂信者以外のフォロワーにも打てますが、9割は狂信者に打つイメージです。また4点除去である点も今期は十分評価点になります。今期のウィッチはフォロワーを多く採用しているため、相手フォロワーのヘルスを削りやすく、ウィンドブラストほどの除去力が無くとも多くのフォロワーを処理できます。3コストスペルかつコンボカードではありますが、不利な状況から逆転できるカードでもあると考えているので、総合的に見ると輝きは便利なカードであり、上に挙げたライオスペルウィッチの特徴の①と②を伸ばし、④の改善にもなり得るという評価になりました。

バーンダメージを意識するのであれば秘術型の方が良いという考えもあるとは思いますが、秘術型とライオスペル型を比較すると、秘術型は打点のランダム要素が多いこと、平均スペブ回数が減少するためデッキパワーという観点ではライオスペル型に劣るということを踏まえ、今回はデッキパワーが高くより多くのデッキを見れるライオスペル型での採用を検討する方向にしました。


今回の文章は飢餓の輝きについて書きました。ランクマではありますがそれなりの勝率も出たので、良いなと思って頂いた方は1度試してみて下さい。環境末期ではありますが、逆に捉えて今期得た知識や来期使えそうなカードの確認、新たなカードの発掘に時間を割くのも悪くないと思います。

ここまで読んで頂いた方々に多大な感謝を。もし質問等あればいつでもTwitterのDM等で聞いて下さい。次回はソロモンの指輪の扱いについて書こうと考えています。宜しければどうぞ。ではまた。


シャドバ3周年おめでとう(*´ω`*)

北海道予選を終えて

こんにちは、ソラです。約1ヶ月振りの更新となりますが、今回も見てくださって本当にありがとうございます。

北海道予選に持ち込んだのは下のミッドロイヤルと蝙蝠ヴァンプです。ロイ4-6、ヴァンプ4-2でした。ロイヤルの練d…

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それぞれの構築についてですが、まずロイヤルに関しては2コス枠にエルネスタを採用し、ワルツを取らず邪剣2にしました。2コス枠は諸説ありますが僕は対面によって必要なカードを探しに行けるエルネスタを評価して入れました。しかし当然ながらこのカード捨てるのか…!と思いながらエルネスタ出す場面もあるので、ここは皆さんの言うように好みかなあと考えています。またワルツについてですが、主に使う魔弾はもちろん優秀な除去ではあるものの、今の環境で「魔弾」という除去が欲しくなる場面が対ヴィーラだけなような気がしています。つまりヴィーラに対して使う時以外他の3点除去と何ら変わらないということです。4コス2/2+3点除去(単純計算)、2コススペル3点除去+財宝1枚、どちらが現時点で優秀かを考えると邪剣かなと思いワルツを減らして邪剣を増やしました。一応エルネスタとのシナジーもあります。他の枚数についても話したいですがこの辺で(リーシャとか)。ただ段々とマグナスの価値が上がっていることや蝙蝠の増加を考えるとワルツも候補に入れないといけないですね。

次に蝙蝠です。現環境ではロイネクが王道とされており、ロイネクから逃げるなと言われるほどの中で蝙蝠を持ち込んだ理由としては、ネクロが仕上がらなかったからです(このままでは良くないのでまた詰めていきます)。構築もプレイも全く納得がいかず、どうしたものかと思っていたところ、師匠からなんで蝙蝠握らへんの?という鶴の一声があり、蝙蝠を触り始めました。今期はヴィーラ、ヴァーナレクの重要度が更に増しており、特にネクロに対して強く出れるという点が大きいです。ロイに対してはかなり不利に寄っていますが、ヴィーラを強く使うと思った以上に何とかなります。今期もOOT期と同じくどこで進化を切るか、いつ自傷を進めていつ休むターンを作るか、リーサルをどう取るかといった点をしっかり考える必要があります。特に進化権の重要性は意識しないと勝てないなと調整段階で感じました。全てのデッキで言えますけど。とりあえずヴィーラ翼最強。
構築に関して。フラウロスと悪夢の始まりの枚数比が難しいですが、今回はどちらも3としました。ここの採用理由の言語化がしづらいですが、今期のヴィーラ、ヴァーナレクの重要性、悪夢からフラウロスを持ってくること、自傷回数が稼ぎにくいため稼ぐ時はフラウロスを絡めたいこと等を考えて3投しました。もちろんハンドにフラウロスが来る回数は増えるのでそのストレスとの戦いにもなりますが。悪夢を減らすことは今期の蝙蝠の強みを薄めることに繋がり、悪夢を増やす以上フラウロスも増やさないといけない…というイメージですが、これに関してはちゃんと計算していないので合っている自信がありません。悪夢から持ってくる確率を下げるためにフラウロスを減らす、というのは2にしようが3にしようが誤差だとは思ってます。

まだまだ書きたいことはありますがさすがに疲れたので今回はこの辺で。レートやRAGEもあるので細かいプレイやマリガンについては書いてません。まだ詰め切れてもいないですしね。それにしてもやっぱり独特の緊張感があるオフライン大会は面白いですね。今回も結構試合数を多くやれましたが、多いだけで結局何も得ていないのでそこをどうにかしたいですね、毎度のことながら。楽しいからそこはまあ良いんですけど。
あと今回も知り合いが増えました。やったね!ぼっち解消への道はまだまだ長いですけどね…勝って解消したいものです。
ではまた。

p.s YPやっぱり強い。

聖獅子の構築について

ソラです。先日の聖獅子の聖獣について書いた記事を読んで下さったり拡散して下さった方々本当にありがとうございます。予想以上にツイートに対していいねやRTがあり嬉しい限りです。界隈全体で絶賛★炎上中だったので公開タイミングを間違えた気もしましたが、それでも読んで下さった方々がいるので感謝しかないですね。

今回は聖獅子の構築編になります。前回で聖獣の採用意義について僕なりの意見を書いたため、聖獣入りの構築について書いていきます。この記事もあくまで僕の考えをまとめたものになるので、これが結論だとか言うつもりはありません。へぇ〜くらいの気持ちで見て頂けると幸いです。

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へぇと言えばトリビアの泉トリビアの種のコーナーが好きでした。視聴者からの疑問に全力で検証するあの感じが面白かったです。ちなみに僕が最も好きな種は「どんな銃弾からもVIPを守るSPはドッジボール最強小学生チームからVIPを守れない」



話が逸れましたが早速構築を。

f:id:srkvta_sv:20190313001549p:plainこれが現在使用している構築です。

前回も話しましたが今環境の聖獅子は結晶を投げてコストを踏み倒したり聖獣やヘクターを投げてテンポを取るデッキであるため、その勝ち筋を意識して構築していく必要があります。せっかくなので1種類ずつ見ていきましょう。

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まずどの構築にも言えることとして、上の30枚はほぼ確実に入っていると思います(礼賛も含めて33枚という主張が一般的かもしれませんが、今回の僕の記事では30枚にさせてください、理由は後述)。ここについては特に言うことは無いと思いますが、僕は一時砂時計が弱いと思っていたことがあります…恥ずかしい…。後攻捲りの札としてかなり優秀ですし、普通に3/3/2突進ですし、レジェファイとも相性良いですし、どこが弱いんですかねぇ…不思議ですねぇ…(sya◯u感)。

という訳で上の30枚はほぼ確実に入るとして、最初はペトラについてです。おそらく聖獅子の中でもかなり採用不採用が分かれるカードだと思います(違ったらごめんなさい)。まずゴブリンのように小回りの利く1/1/2というスタッツが偉いです。更に聖獣進化後には2/2、3/2…となる可能性があります。そしてファンファーレですが、この効果はテンポデッキでは想像以上の強さを発揮します。今期はロイヤルのリオードが強すぎるので皆さんもイメージしやすいかと思いますが、1t生き延びるとその次のターンでやりたい放題できる訳です。もちろん潜伏ではないので強さは違いますが、ヘルス5以上のフォロワーに付けるとそう簡単には処理されず、次のターンの打点になったり盤面作りに貢献してくれます。また神殿を置いている状況下だと、救済進化からの0結晶ペトラという動きもあり、1コス余りやすいデッキの性質ともマッチしています。月曜日にauデトネーションのミルさんが配信でペトラは0.5リオードだという話をしていてその表現がしっくり来るなと感じました。更に聖獣を入れているため、安定して聖獣のエンハを発動させるという意味でも重要な役割を持っています。聖獣が1枚でも被るとエンハで3体並ばないので。以上がペトラの採用理由ですね。枚数としては聖獣のエンハを打ちつつペトラのファンファーレも使いたいので2枚にしています。

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0.5リオード。


次に熾天使の剣です。これは単純に現環境において熾天使を使用することでこちらがテンポを取りやすくなる場面が多いと感じているからです。具体的にはミラーの神殿、AFの加速装置、ドラの大型フォロワー、全般的な2コスフォロワーですね。
他の方の構築を見るとここの枠が飢餓の輝きであることが多いようですが、ここは好みもありそうです。僕は上記の理由を重く見ているので熾天使を優先させていますが、環境に合わせて変えていくべき枠だと捉えています。

次に礼賛です。実はこの枠は少し前まで宝石の甲羅を採用していました。そのため僕の確定枠が30枚になっています。甲羅の採用理由としては聖獅子がテンポデッキなので、3/5というスタッツ、進化権と組み合わせると一瞬でアミュが割れて強固な盤面を作れるという2点が魅力的に見えたからです。聖獣を採用してよりテンポに寄せているのでコンセプトとしても合っています。ですが進化権が切れた後の腐りようが酷く、後半置けるタイミングが無いことに気づき、いつ置いても牽制かつドロソとして安定した強さがある礼賛と入れ替えることとなりました。聖獅子においてドロソは結晶の枚数にも関わるので非常に重要な意味を持ちます。しかも礼賛は除去効果も併せ持つのでテンポを失いづらいのも評価できる点です。

以上より、デッキとしてはテンポを意識しつつ環境に合わせた除去を採用しているという意識です。これ以外にもアサルトプリーストもテンポカードとして機能するので検討すべきだと思います。単体で効果が完結しているため、枠さえあれば差していけるカードですね。

最後に不採用カードについて少し触れます。よく目にするものとして2/2/2のカードである尖兵、コレットがあります。これらについて僕が考えているのは、聖獅子って2/2/2のカード(結晶は除きます)を投げて勝つデッキなのか?ということです(ここ少し尖ったように見えるかもしれませんがあくまで一個人の意見です)。尖兵の進化時効果で2面処理するのはもちろんテンポを取っていると言えますが、毎試合進化を切る訳では無いので、2/2/2バニラとしての評価もしないといけません。そう考えた時にこのカードが聖獅子に必要なのかどうかです。僕は聖獅子が勝つための要因はここには無いと思っています。2tに2/2/2出すのはテンポ取ってるだろ!と言われたら確かにわかりますが、試合全体を通して見た時にこのカードのおかげで勝つのか?ということです。
またコレットについてはファンファーレで聖水を加えると強いですが、相手の顔もしくはフォロワーに1点加えるかも?というのは聖獅子に不要だと感じています。それをやったところでゲームに勝たないです。まあ運が良くてそれが刺さって勝ち!はあるかもしれませんがそこに頼らなければいけないデッキではないと思っています。

以上が聖獣入りの構築についての僕の考えです。最初にも話しましたがこれが絶対強いんだという訳ではなく、こういった理由の下で構築をしているというまとめですね。少しでも皆さんの参考になれば嬉しいです。こういった記事を書いている途中でも様々なことに気づけたので、新弾でも引き続き書いていこうかなと考えています。需要はあまり気にせず、自分自身の整理としてになると思いますが…。
ここまで読んで下さった方々に感謝を。本当にありがとうございます。次回もよろしくお願いします。ではまた。

f:id:srkvta_sv:20190313020900j:plain夢咲楓すこ。


P.S 今期ももう少しで終わりますが、なんだかんだで楽しかったですね。アディショナル直後は人形が流行って運ゲーか?と思いましたが理解が進むとあれ、楽しいじゃんってなったのは僕だけではないでしょう。来期以降も勝ちにいくのはもちろんですが、せっかく色んな人と同じゲームをやっているのでその辺も楽しめたらなあと。

聖獅子の聖獣について

初めまして、ソラという者です。

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前々からブログを書きたいなと思っていたのですが、結果を残せていないのに書いたところでと考えていました(結果を残せていない=環境理解、デッキの理解が足りていない=書く意味あんのかそれ?)。でもそんなの関係ねえ!f:id:srkvta_sv:20190312212425p:plain画像のチョイスのセンスは見逃してください、何でもしますから!


と思い今回初めてブログを書くに至りました。理解が足りていないのなら理解を深めるしかない。それには自らの考えを表に出し反応を貰い、新たな考えを得ることも必要かもしれないという思考の元です。読みづらい点や何言ってんだ等不満は多々あると思いますが最後まで読んで頂けると幸いです。


では本題へ。今回は聖獅子についてです。このアーキタイプALTアディショナル期以降急にシェアを伸ばしTier1となりました。この要因としてはアディショナルで楽園の聖獣が追加されたことが考えられます。聖獣を採用するにはどのアーキタイプが良いのか考えられた結果、聖獅子が良いのでは?となったために聖獅子にスポットライトが当たり、そもそも環境的に聖獅子というアーキタイプそのものが強いことにプレイヤーの皆さんが気づき、聖獣を採用したもの、しないもの共に研究が進められました(本当の流れは違うかもしれませんが忘れてしまいましたいっけね😝)。結果的にどちらのタイプの方が強いのかは分かりにくかったですが、どちらにもメリットやデメリットはあるのでどれだけ環境、カードの理解を深めてそれらを表現できる構築を組めたかという点が聖獅子の強さを決めていたのではと思います。僕は聖獣の採用不採用どちらも試しましたが、結果的には聖獣を採用したタイプに落ち着きました。


聖獅子というアーキタイプは大まかに言うと、5種類の結晶パーツを使ってコストを踏み倒しかつテンポを取り、盤面を制圧したり黄金獅子による疾走打点で勝負を決めるデッキです。シャドバは様々な意味でズルした者が勝つと感じていて(コストの踏み倒し、上振れ、圧倒的パワカの押し付け等。トスや八百長等の不正ではなく)、この聖獅子もコストの踏み倒しや上振れ等強い要素を持っているデッキです。つまり聖獅子の勝ち筋の基盤は結晶を連打してコストを踏み倒し、テンポを取って勝つことです。こう考えると聖獣の採用は基盤から外れる訳ですが(結晶の枚数等に全く関与しないしそれどころかデッキ膨らませる)、それでも採用する理由としては、単純に聖獅子がテンポデッキであるからです。聖獣入りを試した方なら分かると思いますが、結晶パーツが引けない時でも聖獣やヘクター等のカードで盤面を取って勝てる試合があります。聖獅子パーツはMAX15枚しか無いので、どうしても引けない時は出てきてしまいます。その時にいかにして勝ちを目指すかというのも重要視すべき点です。そこで聖獣を採用してよりテンポデッキとして強い運用ができるようにしている訳です。聖獣は1/1/2としては扱いにくいカードなので小回りが利きませんが、エンハンスによる4/8/8(進化時)もしくは4/6/61/2/2として運用することで真価を発揮します。この強力な横並べによって一気にテンポを取ってしまおうということですね。これにより聖獅子特有の弱点である結晶をエンハンスで打つ時のテンポロスを許容できるようにもなります(5/2/2を出すのは相当テンポロスなので避けたいですが)。長々と話してしまいましたが、簡単に言うと聖獅子自体はテンポデッキなので強いテンポカードである聖獣は相性良いのではという話です。聖獣のデメリットは1tに置きづらいこと、使いたい効果が進化時効果であること、3面並べるのはもちろん偉いがビショップというクラスである以上どうしても盤面は狭くなるのでロックをかけられやすいこと等が挙げられます。逆に聖獣を抜いて天使の泉等のアミュレットを採用したタイプは、ドロソを多く積んで礼賛の効果による牽制を入れる等をして結晶パーツを集め連打していくという聖獅子の勝ち筋の基盤を強く意識しています。僕はこのタイプを使うなら教理を入れないと使いにくいと思っていますがどうなんでしょうか。聖獣型以上に強い構築が組めずやめてしまいましたが。


初めてのブログなので拙い文章となってしまいましたが、最後まで読んで下さった方々ありがとうございます。今回は聖獣の採用にのみ焦点を当てて書きましたが、構築についても書いてみようかなと考えています。聖獅子についての考え方は多岐に渡ると思うので、新たな知識を得るという意味でも書く価値はあるのかなと思ってます。次環境に活きる可能性もありますし。その時にもまた読んで貰えるとありがたいです。ではまた。



P.S 何がとは言いませんが21>35>4です(めっちゃ中途半端で申し訳無いんですけど決められません、優柔不断がモテないのはこの世の理なのですが)。4の巻き返しに期待して筆を置くことにします。

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